Javascript_l console.log/変数/定数
console.log
JavaScriptの標準的な実装に組み込まれている機能の一つで、実行環境に用意された文字による入出力画面(コンソール)に指定された文字列を出力(表示)するもの。
基本的な書き方
//「Hello World」と出力される
console.log(“Hello World”);
console.log(5 + 2);
↓ 足し算の結果である7が出力される
7
console.log(“5 + 2”);
↓ 文字列と解釈されそのまま出力される
5 + 2
掛け算「*」、割り算「/」
console.log(5 * 2);
↓
10
console.log(6 / 3);
↓
2
余りの計算「%」
console.log(9 % 2);
↓ 9割る2は、4余り1
1
変数
変数とは、さまざまな文字列や数値を入れておく箱とイメージするとわかりやすい。
その箱に便宜上の名前(変数名)をつけ、中身のデータの代わりに変数名を書き入れ使い回すことで、同様の処理が簡単におこなえるようになる。
- 同じ値を繰り返し使える
- 変更に対応しやすい
- 値の意味がわかりやすい
定義
変数は「let 変数名 = 値」として定義する。
プログラミングの「=」は「等しい」という意味ではなく、「右辺を左辺に代入する」という意味。
「let」は「これから変数を定義します」という宣言で、その後ろに変数名を書き、値を代入する。
//let...変数の宣言 //name...変数名 //John...代入する価 let name = “John”;
使い方
「"John"」という値が代入された変数nameを出力すると、「"John"」という値が出力される。
変数を使うと変数の部分は代入した値に置き換わる。
let name = “John”;
console.log(name);
↓
John
命名ルール
変数名は自由に決めることができるが、できるだけ分かりやすい名前をつけるようにする。
また、ES6では変数の名前にいくつかのルールがある。(数字開始はエラーがでる。日本語やローマ字も望ましくない。)
- number…◎英単語を用いる
- oddNumber…◎2語以上の場合は大文字で区切る
更新
変数は一度代入した値を変更することができる。
一度値を代入した変数に、その後再び値を代入すると、後に代入した値で変数の中身が上書きされる。
定義する時と違って「let」は必要なく、「変数名 = 新しい値」と書く。
let name = “John”;
console.log(name);
name=“kate”;
console.log(name);
↓
John
kate
変数自身を更新
(例)すでに定義している変数numberの値に3を足したいというときは...
numberに3を足して、再びnumberに代入することで実現できる。
「=」の右側のnumberは値に置き換わり、計算された結果が左のnumberに代入される。
let number=2; console.log(number); //numberに3を足す number=number+3; //再びnumberに代入する console.log(number);
「number = number + 10」の省略した書き方
定数
定数とは、一度指定すると変更する事ができない値のこと。なので変数のように変数の値を上書きする事ができない。
<メリット>
値が変わらないためエラーを防ぐ事ができる
<デメリット>
上書きができないという点は自由度が減る
定義
定数は「const 定数名 = 値;」として定義する。
//const…定数の宣言 //name=定数名 //John…代入する値 const name=“John”;